しこりニキビにオロナイン軟膏は間違いだった！改善効果どころか悪化の可能性も?

よっ！ふにぺん博士でしゅ。

今日はみんなが一度はスキンケアで使ったことがあるであろう、オロナイン軟膏と大きくてかたいニキビ（硬結ニキビ）との関係を紐解くでしゅよ。

結論から言うと残念ながらオロナインでは難しいみたいでしゅね。

しこりニキビ、強敵でしゅ！！

鼻やオデコじゃなくて、あごや頬、首やおしりなどの体にできやすいく、シミ、ニキビ跡になりやすいのが特徴でしゅよね。

コメドが皮膚の奥にあるため白ニキビや黒ニキビと段階を踏まずに、いきなり赤ニキビとなってあらわれますでしゅ。。。

むっくりどか～んって感じでしゅ。

非常に厄介でしゅ。

オロナインの成分と効能・効果
しこりニキビへの効果
1. 他のニキビへの効果
2. ニキビを潰した後に塗るのは効果的？
@コスメでの口コミ
オロナインの塗り方
1. 塗り過ぎない・盛り過ぎない
2. 清潔に保つ
しこりニキビを悪化させるケア

オロナインの成分と効能・効果

正式名称は「オロナインＨ軟膏」でしゅ。

ニキビだけでなく、ひびやあかぎれ、きりきず、軽いやけど、水虫などにも効果があるとされる軟膏薬です。
1953年の発売開始から現在に至るまで、子供からお年寄り、男性女性性別問わず愛されている家庭常備薬の一つです。

歴史の長さも安全性を物語っているでしゅね。

化粧品っぽくないのも、男性にとって手に取りやすいニキビケア商品の一つでしゅ。

手軽さがメリットですが、デメリットとして皮膚に優しい成分で作られている代わりに効果が弱く、実感できない人も中にはいるようです。

ニベアの青缶も皮膚のスキンケアにはよく使われるイメージでしゅよね？

第2類医薬品ってのもポイントでしゅ！

管理人のまっちも実際に使っていたでしゅよ。

これは内緒でしゅけどね。

告げ口したらダメでしゅ。

ぶっぶーでしゅ！

平均価格	500〜1,000円
使い方	患部に直接塗るだけ
保証・特典	持ち運びに便利なチューブタイプもあるステロイドを含んでいない防腐剤使用なし

◎ 有効成分(1g中)
クロルヘキシジングルコン酸塩液(20％)：10mg
◎ 添加物ラウロマクロゴール／
ポリソルベート80 ／
硫酸Al/K ／
マクロゴール／
グリセリン／
オリブ油／
ステアリルアルコール／
サラシミツロウ／
ワセリン／
自己乳化型ステアリン酸グリセリル／
香料／
精製水
※ステロイドは入っていません。

ノンステロイド。

これは自然派なあなたにとって重要な部分でしゅね。

ここで注目しゅべきは、以下の成分がポイントでしゅ！

有効成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩液は殺菌・消毒の効果があります。
この作用によってニキビの原因であるアクネ菌を殺菌、静菌することができるというわけです。
外科手術の前の消毒薬としてもよく使われることが多いそうなので安全性は高いと思います。
そして、グリセリン、オリブ油、ワセリンには保湿の効果があります。
中でも天然の保湿成分であるグリセリンは毛穴を軟化させて毛穴に詰まった汚れを落としやすくする効果も。
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで始まりますから、その原因を取り除く働きをしてくれるんですね。

これらの配合がアクネ菌などの雑菌と戦って、肌の状態を乾燥から守ってくれる攻守ともに出来る奴でしゅ。

ふにぺんも敵わないでしゅよ。。。

軟膏なんで、べっとりと固いテクスチャー。

しっとり、軽いという肌に心地いい化粧品に慣れている女性にはちょっと敬遠されがちなスキンケア商品でしゅね。

しこりニキビへの効果

そんな完璧すぎる化粧品オロナイン軟膏でしゅが、、、

顎（あご）、頬にできやすいしこりニキビ（硬結ニキビ）は、オロナインで治すのが難しい症状です。

炎症がひどい赤ニキビ、膿がでる黄ニキビ、紫ニキビの場合、オロナインを塗っても効果が期待できません。
膿や血が中に溜まってしまう紫ニキビの場合は、すぐに皮膚科での治療が必要になります。
しこりの色が紫になっている方は、病院で相談するようにしましょう。

チッチキチーでしゅよ。

しこりニキビには、効果が薄い！

また、重度の赤ニキビ、黄や紫などにも使えませんでしゅよ。

非常に残念でしゅよ。

この役立たずっ！！

※ごめんなさい、大塚製薬さん。管理人のまっちが言えって言ったんでしゅ。
ぼくは悪くないでしゅ

他のニキビへの効果

じゃあ、効能にニキビって書いてあるのは嘘だったんでしゅか？

まだ炎症が起きていない白ニキビ、黒ニキビ、そして初期段階の赤ニキビにオロナインは有効だと考えられます。

初期の赤ニキビには1週間ほど塗り続けることで鎮静させることができますし、ニキビの中でも比較的軽度である白ニキビや黒ニキビでは2～3日で効果があるという声も。

まっちは可能性にかけて闇雲に塗ったくっていたでしゅ。

あれじゃあ、効果がないわけでしゅね。

ただ、考えてほしいのが、しこりニキビは、白ニキビや、黒、赤ニキビをすっ飛ばして、にゅきっと出来るのが特徴でしゅ。

このことから、日常からの肌への関心と観察眼が問われるでしゅ。

アクネ野郎に後れを取るな！先取先制がスキンケアのカギでしゅ！！

オロナインには殺菌作用はありますが、抗炎症作用はないということは知っておいてください。
初期の赤ニキビにはある程度効果を実感できるはずですが、さらに症状が進み、膿が発生してしまったような重度の赤ニキビではオロナイン以外のニキビ薬の方が効果的と言えるでしょう。

むしろ効果があると思い込んで使い続けてしまうと症状が悪化してしまう危険性があります。
また、オロナインはニキビ専用の治療薬ではないため、ニキビの原因となる毛穴のつまり、皮脂の過剰分泌を抑えるような成分は配合されていません。
そのため、皮脂の過剰分泌が原因でおこる思春期ニキビに使うのは、オススメできません。
オロナインには油分が含まれているため、過剰な皮脂分泌が原因の思春期ニキビや脂性肌のニキビにはオロナインの油分が逆効果になってしまうケースもあります。

オロナインは軟膏であり、クリームであり、油分、オイルでしゅ。

殺菌作用＝抗炎症作用ではないでしゅよ！

アクネ菌を攻撃することは出来ても、敵の城（膨れ上がった皮膚）を崩す効果はないということでしゅ！

例えば、クラロワでイメージすると…ぶつぶつ……

また、添加物として配合されている「オリーブ油」は、保水力が高いため、保湿効果が持続しやすいという特徴があります。
しかし、ニキビの原因菌であるアクネ菌のエサになりやすいというデメリットもあり、肌の炎症を引き起こし、肌荒れをひどくする可能性があります。
1週間程度塗り続けて、改善が見られない、もしくは悪化したという場合はすぐに使用を中止して他のニキビ薬を試すか皮膚科を受診するなどしましょう。

残念ながら、天然もの、自然もの＝良い物と思われている節があるでしゅ。

食べ物や、薬でも漢方薬が好まれましゅよね？

でも、化学物質は副作用を局所に抑えて考えられていましゅ。

自然もの＝安全とは必ずしも言えないのでしゅよ。

どうか、化学物質を嫌わないで欲しいでしゅ！

ニキビを潰した後に塗るのは効果的？

ちなみに、しこりニキビなどのニキビは潰しちゃダメでしゅよ。

針や潰すなどして、ニキビを潰してしまった後の処置としてオロナインを塗るは効果があります。

ただ、潰してから時間がたっている紫や赤紫色に内出血している跡の症状には、効果がありません。

あくまで、殺菌消毒のためでしゅ。

@コスメでの口コミ

みんな大好き口コミコーナーでゲスよっ！！

仕事を始めてからストレスでニキビがいっぱいできるし小さいブツブツもあったのにオロナインを使ってみるとニキビが一日で治りブツブツもなくなった。
効果は人それぞれだと思うけど……

小さいブツブツってことは、白ニキビってことでしゅかね？

常備薬といえば我が家はオロナイン(*’ー’*)
吹き出物にも傷にも使える万能薬です。
消毒液だと染みるので嫌だという方におすすめ♪

「あの痛みが快感」って方はドМでしゅ。

マゾでしゅ。

ド変態でしゅ。

ニキビは寝る前に白いのが残っているくらいぺったり塗って、塗るというか乗せてかな？
それくらい惜しげも無く使って、翌朝だいぶ治ります！
塗ったところが活性化しているような、じんわりあったかいような、そんな感覚もありますよ。

実は、べったりと乗せるような塗り方はあまりおすすめじゃないのですよ。

まあ、人それぞれでしゅね。

はじめは、オロナインはニキビに効果があるのか不安でしたが、使い始めた当初より、ニキビの数が減ったように感じます。
特に、大きな赤みのあるニキビにはすぐに効きました。
しかし、一日でも忘れてしまうとまたすぐに出来てしまいます。
塗ったあと、ベタベタしてしまう使用感がちょっと気になります。
それでも全体的に、使う前よりはニキビが減ったのを実感できたので、継続して使ってみたいと思いました。
赤く大きなニキビができても、使った翌日、翌々日には炎症が抑えられているのが印象的でした。
ただ、治ってもまたすぐに再発してしまうこともありました。
小さな白ニキビに関しては、赤いニキビほど、大きな目立った効果があまりなかったように見受けられます。
しかしそれ以上大きくなってしまったり、広がってしまうというトラブルもないようでした。

注意して欲しいのが、ここでも赤ニキビは、進行度が浅い出来立てのニキビでしゅ。

炎症が激しい赤ニキビやそれ以降の紫ニキビには効果はないどころか、悪化するでしゅよ？

オロナインの塗り方

管理人のまっちのように塗ったくっちゃダメでしゅ！

ぶっぶーでしゅ！！

オロナインの塗り方の手順は、夜と朝で異なります。
・夜の塗り方
夜に塗る場合は、お風呂上がりに、化粧水や美容液、クリーム、乳液をつける普段のスキンケアの後に最後にオロナイン軟膏を塗りましょう。
・朝の塗り方
朝に塗る場合は、洗顔後、化粧を塗る前にオロナインを塗り、メイクはオロナインが乾いたあとにつけるようにしましょう。

オロナインを使う場合は、一日1回～2回（朝晩）に使いようにしましょう。
何回も使い、塗りすぎてしまうと、肌荒れすることがあります。
また、ニキビに塗るさいには、キレイな手、綿棒を使って塗ることがポイントです。
塗る手に菌がついていると、そこからニキビが悪化してしまうこともあります。

清潔が大事でしゅ。

特に女性は化粧やメイクをしますから、めんどくさいでしゅが、頑張るのでしゅ！

ぺんは応援しているでしゅよ！

塗り過ぎない・盛り過ぎない

まっちのような塗ったくりは厳禁でしゅ！

オロナインはこってりとした軟膏なので、あまり多くの量を塗り過ぎると毛穴を塞いでしまいます。
ニキビに塗る時は少量を手にとり、力を入れずに軽くすり込むようにしましょう。

ベタつきが気になる場合は、上から柔らかいガーゼなどでそっと押さえてくださいね。
たくさんつけた方が効果がありそうですが、つけすぎるとオロナインの油分でかえって悪化するリスクがあります。

安いからと言って、大量に使わないことでしゅね。

抗菌作用のため、消費期限は長いでしゅから、焦って使いすぎないことでしゅ！

清潔に保つ

肌は清潔が一番でしゅね？

オロナインを塗るとどうしても肌がベトつくので、寝る前に使うと枕カバーが汚れやすくなります。
そのままの状態で放置すると雑菌が繁殖してしまうので、枕カバーをこまめに洗い、清潔を保つようにしましょう。

洗濯が大変な場合は、枕にタオルを巻くようにすると扱いが楽になりますよ。

ちなみに、まっちはバスタオルに小さいタオルを使って毎日変えているでしゅ。

えっ？ふにぺんは？

ちゃんとお風呂入っているでしゅよっ！！

ぷかぷかあったか大好きでしゅ～

しこりニキビを悪化させるケア

より改善、より効率的に、より即効性からいろいろなケア方法が考えだされているでしゅ。

しかし、使いようによっては悪化させてしまうようでゲスよ。

絆創膏で集中ケア

なかなかいい発明って思うでしゅが、、、

たっぷりとオロナインを塗って上から絆創膏(キズパワーパッドなど)を貼る
オロナインは、塗りっぱなしにすると枕で擦れたり、指で触ってしまったりして取れやすくなります。
フェイスラインニキビの上に薄く伸ばしたら、絆創膏を貼ってガードしてあげましょう。
ついでに、雑菌や刺激から守ることもできて一石二鳥です。

これは絶対にＮＧです。
というのも、オロナインは油分を含んでいるのでつけすぎることでかえってアクネ菌の増殖を招く恐れがあるからです。
ニキビの原因であるアクネ菌は、酸素がなく油分が多い場所を好むため、絆創膏やガーゼをはるオロナインパックはオススメできません。

蒸れるからダメでしゅね。

絆創膏ならぬ、バン装甲にならなかったでしゅね。

オロナインパック

毛穴、イチゴ鼻、角栓、みかん肌、、、

ぬるま湯を使って洗顔し、毛穴を開きやすくする。
ニキビの上からオロナインをたっぷりと塗り、そのまま15分放置する。
ぬるま湯でしっかりと洗い流す。
オロナインパックには、ニキビを治すだけでなく毛穴の黒ずみや角栓を取り除く効果もあります。
フェイスラインニキビだけでなく、鼻の毛穴が気になる時にも使えるので、やり方を覚えておくと何かと便利ですよ。
やり方は、蒸しタオルで顔を温めてから、オロナインを顔全体に塗り、15分ほど放置してからぬるま湯で洗い流すという毛穴パック方法です。

鼻の毛穴汚れや角栓に効果があるとされているオロナインパックですが、これもＮＧです。
販売元の大塚製薬も、安全性がないとのことでおすすめしていません。
根本的にオロナインの効果として毛穴汚れや角栓に効果があるとはされていませんし、あくまでニキビには少量をすりこむというのが正しい方法。
オロナインには、油性のスクワランなどが毛穴の汚れとなじみ安い成分が配合されていますが、皮脂の分泌を抑えたり、毛穴の汚れを除去したりといった毛穴に作用する成分は含まれていません。
また、オロナインを顔の正常なところに広範囲に塗ってしまうと、肌荒れの原因になります。
ニキビやぶつぶつなど、吹き出物や肌荒れしている患部にのみつけるようにしましょう。

毛穴、角栓界隈で有名なオロナインパック。

残念ながら、効果のほどは確認されていましぇん。

実際、管理人のまっちもやりましたが、さっぱりでした。

というか、クレンジングオイルでやった方が良くね？とのことでした。